姑が苦手な新米ママの日記

今年の夏、娘を出産しました。日記を始めました。

花屋でバイト

母の実家は旭川だ。
昔から定期的に訪れていた。
学生の時は夏休み何週間かいた。
スカイメイトといって23歳までだったか、当日券を少し安く買える会員だったので行った。
お母さんの同級生が旭川市内では大きな花屋だった。
当時、興味があったのでまだアルバイトできる年齢でなかったがさせてもらった。
専務の愛さん。
子供がいないのでとても可愛がってくれて、週一、出前でご馳走を頼んでくれた。
屈むと背中が見えるのでICBのシャツもプレゼントしてくれた。
こんなママだったら、最高である。
やることは簡単でお盆シーズンは菊、バラなどのきた時は切って、水を吸いやすくさせる作業をしたりする。
裏へ行くと休憩所があって、おじさんたちは普通だが、女性は特に優しい人たちばっかりだった。
とてもワキあいあいとしていた。
お小遣いも稼げて、涼しく。食べ物が美味しいのでいいとこだった。
冬休みも行きたいと思って帰ると。
三カ月後、愛さんが夫婦で亡くなった。
一階に駐輪場があり、三階が寝室。
冬は北海道は寒くなるので、一晩中ガソリンをつけておくこともあるが。
駐輪場の窓が開いてなくて、そのまま煙が上に登り、一酸化炭素中毒で亡くなった。気づいた時には体が動かなくなるらしい。
警察の捜査は謎のまま終わった。跡取りがいなくて、愛ちゃんには兄弟がいた。
その人は経営には携わっていなかったが、愛さんが亡くなったあとはその人の資産になった。
計画的なものだったら、恐ろしい話だ。